新生児を母親から離して別室で管理するのは、実はマッカーサー元帥の指導によるものです。大戦直後、日本の衛生状態は非常に悪く、赤ちゃんの死亡率が高かったのです。
この指導に依って日本の赤ちゃんは元気に育つことがでしましたが、赤ちゃんの気持ちを考えてみてください。
暖かいお母さんの子宮、何の不安も無い世界から、重力と大気にさらされた外の世界に出てきた不安は、お母さんの優しい抱擁によってのみ癒すことができるのです。
抗生治療が確立し、衛生状態のすこぶる良い現代の日本では、母子別室は不要です。
それよりも、新生児はお母さんとの最初の生活の中で母親と同じ菌叢を持つ事が健康的な成長には欠かせません。
そういう観点から赤ちゃんを産む場所を決定してみませんか?
最近、産院で赤ちゃんを産むお母さんが増えているのも、こういった理由からなのです。

うさみクラブ