それは全く偶然の発見でした。マーズアッタクプロトタイプ(1号)から取り外したクラインコイル
周辺の空間電位をアトランタ工場で計測中に突然激しく電位計の針が動き出したのです。
ちょうどその同じ時刻に、大西洋をはさんで反対側にあるミュンヘンの工場ではマーズアタック
3号用クラインコイルの『火入れ』が行われていました。即ち、二つのクラインコイルとの間には
何らかの相互関係があったのです。
クラインコイルは中心にあるコアを負のエネルギー状態にする事に依り、その質量を逆転させて
逆重力を得ています。『火入れ』を行ったクラインコイルの周辺にはプラズマが発生しますが、
このプラズマは虚数空間から実数空間に流れ込んだエネルギーであると考えられています。
(クラインの物質化現象)
虚数空間の波動には共時性が認められ、これを通信に応用したものが「iモード」です。
ここで言うiは虚数を意味しています。NTTのブラウザーフォンサービスとは異なります。
「iモード」を利用した通信では距離や方向に関係なく、殆ど同時に幾つもの同種通信機で相互通信
が可能となります。但し、クラインコイルを使用している為に持ち運びが容易ではありません。
(ク3式-17型で一基850kg)
クラインコイルの推力に余裕のある時には高品位TV程度の画像の送受信も今では可能です。
火星移住
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